学習塾経営の収入は生徒数により左右されます。そのため、独立開業として学習塾経営を考えたとき、「生徒が集まらなかったらどうなるのだろう」と不安に感じる方も多いでしょう。
生徒を集めるためには、コツ・ポイントがあります。ここでは、生徒を増やすための方法をご紹介します。学習塾経営に対する不安・疑問の解決にお役立てください。
学習塾の生徒を増やす方法4選
生徒を増やす方法として、代表的なものを4つご紹介します。
1. チラシ・ポスティング
地域に密着した内容のチラシを周辺地域にポスティングすれば、即効性が期待できます。予算に合わせて作れるのもチラシのメリットです。合格実績や実際の生徒・保護者の生の声を掲載すれば、信頼性もアップします。
周辺調査を兼ねて自らポスティングを行えば、限られた費用で済むでしょう。チラシに掲載した訴求ポイントはHPなどでも同じように利用し、相乗効果を狙います。
ただ、マンションなどの中には「ポスティング禁止」というところもあります。悪い評判が立つのを避けるためにも、そういった貼り紙などに十分注意してください。
2. イベント(無料説明会・体験授業など)開催
イベントは、特に保護者にとって学習塾を選ぶポイントとなり得ます。保護者が無料で参加できる学習塾の説明会や、生徒が無料体験できる授業などが、効果を期待できるイベントです。チラシ・HPや校門前配布などを使って告知し、参加特典を用意するなど、経営者の工夫がイベントの集客に結びつき、ここから生徒が増えることにつながります。
3. 口コミ・紹介制度の導入
口コミを広げるには、学習塾の特徴を短くわかりやすい言葉で表し、簡単に伝わるようにすることが大切です。「講師がみんな元気いっぱいでとにかくやさしい」など、誰にでも伝わる表現が良いでしょう。
また、学習塾を紹介してくれた生徒・保護者や紹介で入会した生徒(あるいは保護者)にプレゼント進呈など、何かメリットを感じる仕組みを作りましょう。家族や友人・知人の入会率の上昇が期待できます。
4. HPの活用
HPの定期的な更新で授業の雰囲気を伝え、保護者・生徒に安心感を与えたり、教育に対する考え方をアピールできたりするはずです。
ただし、更新がないと逆に信用を落とすリスクがあるので、スタートしたからには必ず更新を継続していきましょう。
学習塾の生徒を増やすコツとは
生徒を増やすコツを、時期・エリア・目的の観点からお伝えします。
学習塾の生徒を増やす(チラシ配布・広告展開)時期
保護者の方が学習塾の必要性を感じると思う時期は、実は限られています。学校の成績が予想以下だったときと、受験が近いのに成績アップの結果が出ないときです。定期試験の前後と通知票が配布される時期がまさにそうです。中学受験でいえば、夏休みや受験一年前の春休みがそのタイミング。
こういったタイミングでチラシや広告が目に入れば、保護者の方の心に響くはずです。
学習塾の生徒を集めるエリア
通塾可能エリアと考えられる範囲に絞ってチラシを配り(ポスティング)、費用対効果をアップさせます。
問い合わせ件数の増加を目標に
生徒を増やすためには、まず問い合わせ件数の増加を目標にします。問い合わせをしようと行動する保護者は、多くの場合、学習塾に通わせることはすでに決めており、最終的な決断(どこの学習塾に入会させるか)を下すための情報収集をしています。
そのような状況ですので、まずは問い合わせを増やすことを目標にしましょう。そして、問い合わせをしてくれた方に、情報提供・情報発信を継続して行うことで、入会への不安が減少し、期待や信頼が育まれて、入会の気持ちは徐々に強くなっていくでしょう。このように、コミュニケーションの継続は、結果として生徒を増やすことにつながる可能性が大きくなるのです。
学習塾フランチャイズの選び方で生徒数も変わる!?
一口に学習塾フランチャイズといっても、選び方次第で生徒数は大きく違ってきます。その背景には以下のような要因があるからです。
ブランドのネームバリュー・評判によって生徒の集まりやすさが違う
教育の場である以上、学習塾は信頼が大切です。実績が確立された学習塾フランチャイズであれば、そのブランドのネームバリュー・評判を借りることができるので、生徒・保護者の安心度が高いです。
フランチャイズ本部のサポートやマーケティング力が効果的な戦略展開を可能に
実績のあるフランチャイズ本部には、蓄積されたノウハウに基づいたサポートがあります。また、その豊富な経験値は、エリアマーケティング・競合研究に力を発揮するはずです。
授業の質(満足度)で、リピート率や紹介の件数が好転
質の高い授業で生徒・保護者の満足度が高くなれば、継続して学習塾を利用してくれるはずです。また、既存生徒・保護者の高い満足は、家族・友人・知人の紹介につながります。授業の質の高さを支えるのは、実績の積み重ねから生まれた教育プログラムであり教材です。
収入を左右する生徒を集める鍵は、フランチャイズ本部にあり
学習塾の収入は、生徒を集めることにかかっています。生徒の数を確保するためには、学習塾フランチャイズ本部のサポート体制やマーケティング力、プログラム・教材の質、ネームバリューや評判が重要です。
1960年創業、個別指導のパイオニア的存在として全国展開する明光義塾には、独立開業を目指す方に必要なこれらの要素がそろっています。お問い合わせ・資料請求・説明会お申し込みなど、お気軽にご連絡ください。