塾の形態にはいくつかありますが、独立・開業におすすめなのはどういった塾なのでしょうか。
独立して個人事業主として起業する場合、集団指導塾はどういった面が難しいのかを検証します。逆に、個別指導塾が良い理由も確認してみました。塾経営を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
集団指導塾で独立・開業するのは難しい理由
集団指導塾の難しさを具体的に見てみましょう。
生徒数をより多く集める必要がある
集団指導塾の場合、1人当たりの料金が安いため、塾の経営で利益を確保するためには、できるだけ多くの生徒を集める必要があります。子どもの絶対数はもちろん、塾周辺の子どもの数に左右される部分であり、経営者の努力だけでは解決しがたい場合もあるでしょう。
広い教室を確保する必要がある
集団で指導を行うためには、場所として相応の広さの教室を確保する必要があります。広い物件を借りる場合、高めの賃料はもちろん、賃料に応じた敷金・礼金が必要となります。
教室が広い分、机や椅子などの備品も多くなり、開業のための初期費用がかさんでしまうのは、個人事業主にとってかなり痛手です。
授業スキルと高い指導力が求められる
集団指導で複数の生徒が同じ授業を受ける時、当然ですが、生徒各々の学習レベルは同一ではありません。その中で結果の出る授業を行うためには、高い指導力が求められます。したがって、生徒数の確保ばかりでなく、質の高い講師の確保にもかなりのパワーが必要となってしまいます。
塾で独立開業するなら個別指導をおすすめする理由
次に、個別指導塾の良いところを検証していきましょう。
個別指導塾のニーズが高まっている
少子化によって子どもの絶対数は減少しましたが、一人ひとりを今まで以上に大切に育てていこうという風潮ができました。そのため、少子化にもかかわらず、個別指導に対するニーズは増加しており、実際右肩上がりの成長を続けている塾もあります。
集団指導よりも料金が高くなる
個人に対する指導ですから、生徒の支払う料金は当然集団指導より高くなります。収入が高めで安定し、健全な経営が実現しやすくなるでしょう。
個別指導なので生徒数が少なくても経営可能
少子化という大前提の中では、塾経営において生徒数の確保は大きな課題です。しかし、個別指導の場合、需要は増えている上に、料金が高めで収入が確保しやすく、広いスペースが必要ないので支出が抑えられます。結果、少ない生徒数での経営が可能になります。
補習型なら大学生でも講師として指導できる
塾にはいくつかのタイプがあり、大きくは、主に受験指導をする「進学塾」と学校の授業のフォローを行う「補習塾」にわかれます。補習型の塾の場合、大学生でも講師としての指導が可能なので、講師の確保もほかの形態の塾に比べてそう難しくはありません。
進学塾の場合は、あくまでも受験の結果が求められるので、講師にも受験で結果を出せるスキル・経験が必須。そのような講師の確保には、かなりの労力と支出が必要です。
個別指導ならフランチャイズで独立開業できるシステムがある
補習型の個別指導塾には、フランチャイズで独立開業できるシステムがあります。このシステムのメリットはどのような点でしょうか。
ブランド力を利用できる
塾は信頼が大切ですが、フランチャイズであればすでに確立されたブランド力を借りることができ、生徒や生徒の保護者に安心してもらえます。
生徒募集のサポートが受けられる
経験で培われた生徒募集のノウハウがありますから、そのノウハウに基づいてしっかりサポートしてもらえます。
学習指導を教えてもらえる
生徒の指導経験がなくても、最新の指導ノウハウを教えてもらえます。
経営に関してのアドバイスが受けられる
経営である以上、できるだけ収益を上げる必要がありますが、経営に関するアドバイスも受けられます。
開業準備のサポートが万全で教育業界未経験でもOK
物件探しから教材まで、すべての手順・ノウハウが誰にでも使えるように工夫されています。
個人経営より金融機関から融資を受けやすい
フランチャイズ本部のブランド力は信用でもあり、個人に比べて融資が得やすい場合が多いでしょう。
同じフランチャイジーの仲間の存在
独立した個人事業主でありながら、同じフランチャイジーの多くの仲間がいます。同僚のような仲間は心強い存在です。
個別指導塾の需要の高さとブランド力があれば独立起業も心強い
個別指導塾であれば、教育分野の仕事の経験がなくても、経営は可能です。何より、少子化の中でもニーズが高いという強みがあります。安定した経営を目指すなら、豊富な実績に基づいたブランド力とサポート力があるフランチャイズなら心強いはずです。
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