フランチャイズで独立を考えている人の中には、塾の経営を検討している人もいるでしょう。しかし、どのような流れで開業に至るかを知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、塾のフランチャイズの開校手順・流れを説明していきます。これから塾のフランチャイズで独立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
フランチャイズとはどのような制度か?
そもそもフランチャイズとは、どのようなしくみかご存じでしょうか?フランチャイズとは、フランチャイズ本部となるブランドの看板、商品、サービスを使用できる代わりに、対価(ロイヤルティ)を本部へ支払う制度です。
経営経験がない人にとって、塾の経営はわからない部分が多いでしょう。しかしフランチャイズなら、経営の専門的な知識・ノウハウを学ぶことも可能です。塾経営における不明点も相談ができるので、独立のハードルを大きく下げることができます。
フランチャイズで独立して塾を開校するまでの流れ
では、フランチャイズで独立して塾を開校したい場合、どのような流れで開校に至るのでしょうか。ここでは、塾の開校に至るまでの基本的な流れを説明していきます。
独立する動機付けや方向性を決める
まずは独立していくための動機付けや、独立した後の方向性を決めていくことが大切です。なぜ独立をしなくてはいけないのか、どのようなゴールを見据えているのか、といった方向性を明確にしていきます。これらを設定することで、高いモチベーションの維持につながります。
塾開業に必要な情報収集
塾を開業しようとした場合、必要な情報を先に集めておく必要があります。たとえば希望する立地のニーズ、近隣の競合塾、固定費や変動費などの必要経費などが挙げられます。
加盟している塾の情報収集(資料請求や教室訪問など)
塾開業のための情報が集まったら、フランチャイズ教室の情報を集めていきます。フランチャイズ本部によって持っているブランドやサービス内容も大きく異なってきます。自分の理念に合う企業を選んでいくことが大切です。
情報の集め方としては、資料請求や、教室に訪問してわからないところを質問していく方法があります。今後の塾経営を左右するので、しっかりと調べていきましょう。
法定開示書面の確認
法定開示書面とは、フランチャイズ本部の事業内容だけでなく、契約に際しての概要が書かれている書類です。フランチャイズ契約を結ぶ際には、必ず概要を説明していくことが求められています。
内容はフランチャイズ本部によって違い、契約した場合の決まり事や守ってほしいことなどが書いてあります。後々トラブルにならないように、しっかりと書面の内容を把握しておきましょう。
フランチャイズ本部との面談
加盟したいフランチャイズ本部が決まったら、面談へと移っていきます。面談においても、わからないことがあれば質問することができるので、どんどん質問していきましょう。
面談におけるポイントは、沿革、創業背景、フランチャイズ本部が加盟者に望むこと、将来的なビジョン、財務状況などを確認しておくと良いでしょう。これらをはっきりと答えられ、自分の理念と合っている企業が理想です。
物件や立地の検討
面談が終わったら、物件や立地を検討していきます。ただ、最初はどこがいいのかわからない方も多いので、フランチャイズ本部に相談することも可能です。
周りに学校はあるのか、生徒が多い住宅街はあるのかなどを見ていきます。塾に対する地域のニーズがあるかないかで、集客力が大きく左右されるので、慎重に選んでいきましょう。
事業計画書の作成
事業計画書は、どのような事業戦略で塾の経営を行っていくのかを確認するための書類です。資金調達をする際に、どれだけの融資を受けられるかは、事業計画書の内容次第で変わってきます。
商圏を分析し、収支計画内容、返済計画を事細かく書いていくことがポイントです。融資を受けられるかどうかが左右されるので、融資を出す側から見て知りたい情報はすべて明記していきましょう。
加盟契約の締結
最後に、加盟契約の締結を行っていきます。締結の前に最終確認となる契約書を渡されるので、内容をしっかりと理解してから締結してください。
契約書に書かれている内容に納得がいかない部分が出てきて、契約解除をしたいとなっても加盟金は戻ってきません。フランチャイズ本部によっては違約金を払わされる場合もあるので、よく確認を行ってから契約をしましょう。
まとめ
塾のフランチャイズで独立する流れは手順が多いですが、フランチャイズ本部は1からサポートしてくれるという特徴があります。塾のフランチャイズは複数社ありますが、その中で明光義塾は親身なサポートが魅力的です。もし塾のフランチャイズ開業を検討しているなら、ぜひ一度ご相談ください。
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